【GAS】基本構文であるWhile文の使い方を学ぼう

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

while文とは

 「while」文では条件式を評価し真の間は繰り返し処理を行います。同じ繰り返し文ではfor文があります。while文は、for文とは異なり条件式で使われる変数の値をどのように変化させるかの指定をすることができません。その為、実行される処理の中で別途記述する必要があります。(変化させなければ無限ループとなります)。
 「for」文は指定した回数だけ繰り返しを実行する場合に利用されることが多いですが、「while」文は条件が満たされるまで繰り返し処理を継続するような場合に利用されることが多いです。

while文の書式

 while文の書式は下記となります。GAS言語は、javascript言語であるので、C言語と類似しています。変数の宣言が異なる程度です。

while (条件式){
  実行する処理1;
  実行する処理2;
  ....
}

(その1)サンプルプログラム

 下記のサンプルプログラムを見てください。for文とwhile文の違いがわかりやすいサンプルプルグラムを作成しました。

while文内に条件式をクリアするための計算式「i=i*2」が入力されています。for文では不必要ですね。このコードを忘れると永久ループになるので注意してください。

function myFunction() {
  let i=1;

  while(i < 5){
    console.log("iの値は<%d>",i);
    i = i*2;
  }
}

(その2)サンプルプログラム

このサンプルプログラムは、whileとifを活用した、ループ中にある条件を満たした場合に処理を抜ける方法です。for文でも可能ですが、回数設定できるfor文であれば、回数を減らせばよいのでwhile文の特徴的な使い方だと思います。

function myFunction() {
  let i=1;

  while(i < 5){
    console.log("iの値は<%d>",i);
    i++;
    if(i==3){break;}
  }
  console.log("whileで活用した変数i=%dです",i);
}

まとめ

 while文は、永久ループに入る構文です。失敗すると大惨事になります。使い方には十分注意しましょう。

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