ガーバーファイルの閲覧方法とダウンロード先の紹介

Amol SharmaによるPixabayからの画像

ガーバーデータとは

 プリント基板を製造するためのデータです。基板の設計者と製造者の間でやりとりされます。通常DesignSparkPCBやEagleといったのCADソフトによって設計・出力され、このファイルを元に製造業者側はプリント基板を製造します。
 ファイル構造の視点からみると、ガーバーフォーマットは、RS-274X(拡張ガーバーフォーマット)とRS-274-D(標準ガーバーフォーマット)の2つに分類することができます。
 RS-274Xでの受け渡しはトラブルが少なく、ガーバーの知識がさして必要ではありません。一方、RS-274-Dを使う場合は、正しくデータを再現するために設計者と正常者双方に正しい知識が必要になります。いざという時のために、ある程度の予備知識を身に着け対応できるのがベターだと思います。

無料のガーバーファイル閲覧ソフトの紹介

 10年前から使用している無料のソフトです。検索すると様々なサイトが紹介されていますが、昔から活用しているアプリが安心できます。
このアプリは、インストールをする必要がないので、簡単に扱うことができます。(Win専用なのかな?)

 ダウンロードのリンク先 ーーー> ここをクリック

 

手順1 サイトからアプリのダウンロード先まで移動します

 先の「ここをクリック」をクリックすると、下記のサイトへ移動しますので、「gerbv」をクリックします。クリックしていくと、下の画像へシフトしてきます。

ファイルの実行

 Zipファイルを展開すると、「gerbv.exe」がフォルダ内にあるので、ダブルクリックするとソフトが起動します。

gerbvの利用方法

 Eagleで作成した図面のガーバーデータを例に説明していきます。

ガーバーデータの閲覧

 トップレイヤーとボトムレイヤーなどのデータが表示されます。「レ点」を解除すると消えたりしますので、開発した通りか確認可能です。

まとめ

外注する時は、ガーバーデータは必要不可欠です。発注する前に確認してくださいね!

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