【マイコンでの開発】書き込みツールPickit2について
Pickit2とは
PICkit 2 Programmerとは、非常に安価なPICマイコン用の書き込みツールです。PIC12、PIC16、PIC18、PIC24、dsPIC33 と大部分のPICマイコンファミリに対応している、ICSP方式のプログラミング ツールです。パソコン側はUSB接続ですので高速な動作が可能です。
マイクロチップ社公式ページはこちらから
公式ページにも「To be discontinued」と記載されていますが、すでにサポートは切れています。ゆえに、最新のマイコンの書き込みには対応してしませんので注意してください。
現在の状況
Pickitシリーズは、マイクロチップ社より販売されており、Pickit2はすでに購入不可能のようです。残念です。
マルツオンラインより・・・>HPリンク
ただし、秋月電商にいけば、自作されたPickit2が手に入るようです。私もかなり前に自作したので、チャレンジするものありかもしれませんね。
インストール方法
アプリケーションのインストール方法を記載します。Pickit2は、MPLABXと連携できていないので、別のアプリケーションを使って制御しています。その関係で、書き込みアプリをパソコンへインストールする必要があります。
手順1 インストーラーを起動
起動すると下記の画面が表示されるので、「Next」をクリックします
手順2 保存場所の設定
保存場所と権限の設定画面になります。「保存場所」は、こだわりがなければデフォルトで問題ありません。権限は、「Everyone」にしておくと良いと思います。管理者に確認してください。
手順3 インストール開始
見守るしかありません。これでインストールが終了します。
アプリのリンク先
Pickit2は、マイクロチップ社にあるすべてのリンクが切れていました。(令和3年12月)
マイコンとの接続方法
Pickit2のピン配列と12F683の接続方法を例にとって説明します。
Pickit2 マイコン
1P ーー> 4P(MCLR)
2P ーー> 1P(Vdd)
3P ーー> 8P(Vss)
4P ーー> 7P(GP0)
5P ーー> 6P(GP1)
書き込み画面の説明
下図が書き込み画面になります。注意すべき点は、緑の枠で囲ってあるのでわかりやすいと思います。
まとめ
何年もたってPickit2が販売中止だったとはしりませんでした。まぁ、このあたりだと自作も可能なのでチャレンジしてみてください。最近はPickit4が販売しているようです。同じようにできると思います。
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