PIC12F683を紹介
入手先と価格の比較
秋月電商とマルツ電波で比較させていただきます。値段は比較になりません。しかし、店舗が近くにないと送料がかかります。
12F683(DIP) 170円 秋月電商(I-00801)
12F683(SOP) 600円 秋月電商(I-02034)※5個入り
12F683(DIP) 254円 マルツ電波
※2,021年12月5日現在
12F683の概要(データシートを含む)
2,010年に8ピン最強と2CHで書かれていたマイコンです。8Pで200円なのに、A/D変換や電源電圧が低くても動作可能という優れものです。
デジタルピン:GP0~GP5 ※GP3は入力のみ
アナログピン:AN0~AN3
A/D変換:10ビット
内部オシレータ:8MHz~125kHz(4サイクルで1命令)
コンフィグレーションの設定
MPLABには、コンフィグレーションを設定する機能があります。コンフィグレーションの設定は、一度設定すると他の開発するとき、ほぼ変更する必要がありません。すぐに忘れてしまうので、何かにメモしておいたほうが良いでしょう。
手順1 コンフィグレーションビットの設定場所へ
メニューバーの「Window」の中にある「TargerMemoryViews」を選択します。その中に「ConfigurationBits」を選択します。
手順2 設定
データシートを読んで異なる設定をしたい場合は、「ON」「OFF」を変更してください。「下記のような設定」は、一般的に使用できるような設定です。ウォッチドッグタイマーを利用したり、ブラウンリセットを利用したい場合は、「ON」にしてください。テキストベースで表示されるので、それを貼り付けて終了です。今回は、コピペできるソースコードを貼り付けておきますので、同じ設定でよいならそのまま活用ください。
コンフィグレーションのソースコード
貼り付け専用のコードは、下記に示すので御活用ください。
// CONFIG
#pragma config FOSC = INTOSCIO // Oscillator Selection bits (INTOSCIO oscillator: I/O function on RA4/OSC2/CLKOUT pin, I/O function on RA5/OSC1/CLKIN)
#pragma config WDTE = OFF // Watchdog Timer Enable bit (WDT disabled)
#pragma config PWRTE = ON // Power-up Timer Enable bit (PWRT enabled)
#pragma config MCLRE = OFF // MCLR Pin Function Select bit (MCLR pin function is digital input, MCLR internally tied to VDD)
#pragma config CP = OFF // Code Protection bit (Program memory code protection is disabled)
#pragma config CPD = OFF // Data Code Protection bit (Data memory code protection is disabled)
#pragma config BOREN = OFF // Brown Out Detect (BOR disabled)
#pragma config IESO = OFF // Internal External Switchover bit (Internal External Switchover mode is disabled)
#pragma config FCMEN = OFF // Fail-Safe Clock Monitor Enabled bit (Fail-Safe Clock Monitor is disabled)
まとめ
12F683についてまとめました。追記があったら場合、その都度更新していく予定です。
“PIC12F683を紹介” に対して5件のコメントがあります。